プロメアが観れなかったからストレンジャーシングスについて語る


こんにちは。らつです。

先日は多忙の身でありながらも時間が作れそうだったのでテスト勉強時間を割いてまで三条から雨の中出町柳まで歩いたというのに応援上演でチケットが完売し『プロメア』が観れなくなりました。

くそったれ!!!!!!


……というわけで。
時間もないし観たい映画が他になかったので、この気持ちを布教欲求にぶつけます。

最近映画館に全く行けず、ネトフリで映画を観ている人間が今回語るのはこちらです!


『ストレンジャーシングス 未知の世界』

 2016〜 製作ザ・ダファー・ブラザーズ


舞台は80年代アメリカの田舎町ホーキンス。
マイク、ダスティン、ルーカス、ウィルは、ヲタク(ギーク)な仲良し4人組。
彼らはその日もマイクの地下室でゲームに没頭していた。
だがその夜、ウィルが突如姿を消す。
職務怠慢警察署長ホッパーは、ウィルの母親ジョイスに何度も訴えられ、「どうせ家出だ」とぶつくさ言いながらも捜査を進めていく。
その矢先、「イレブン」と名乗る謎の丸刈り少女と出会ったマイクたち。
彼らはイレブンーーエルの持つ超常的な能力を目の当たりにし、彼女と共にウィルを探すことにする。
一方でホッパーは、この失踪事件の背景に、ある研究所が関係していることを掴み……。
『ストレンジャーシングス 未知の世界』。
Netflixで2016年から放送されているドラマシリーズ。
現在シーズン3まで放送されており、エミー賞も受賞している人気作品です。
アメリカでは社会現象を巻き起こしているとかなんとか…。

80年代アメリカ・子どもの冒険・ミステリー…
それだけ見てもワクワクしますね!
ストーリーを見ただけでも『グーニーズ』や『スタンドバイミー』、『E.T.』をリスペクトしているのではと思います。
(調べて初めて知ったのですが、シーズン3のボブ役の俳優はショーン・アスティン。グーニーズに出演していた子役の方だったそうで……!)


私が推したいのは

・オカルトと子どもの冒険
・80年代アメリカ

の2つ!

全シリーズ観たのですが、「これすごいあれみたい」というシーンも多かったので、他作品も交えながらこの3つを語っていきたいと思います。

①オカルトと子どもの冒険

今作にはホーキンス内にある秘密の研究所、そこから逃げ出してしまったクリーチャー(?)、超能力者、裏側の世界……と、オカルト大好きにはたまらない要素が出てきます。
オカルトが好きな私には、何よりもこれが一番美味しかったです!
研究所というのもSCPのようだし、クリーチャーもバイオ感があって好きです。

クリーチャーが登場する映画やゲームもよく観るのですが、そこにいる彼らは大抵パッと出てパッと死ぬ(殺される)イメージがあります。
でもストレンジャーシングスでは登場シーンから丁寧に描かれていて、中々消滅しないのがいいですね!
じわじわ来る感じです!
これもドラマならでは、と思います。

キーパーソンであるエルも、「可愛いかつ強い」で最高です。
ストーリーを観ていても、昔観た映画の様なゲーム『BEYOND:Two Souls』の主人公を思い出しました。
このゲームは映画や海外ドラマの様に観れてしまうので、こちらもおススメです!
ちなみにこのゲームの主人公を演じているのは『JUNO』で有名なエレン・ペイジです。
(ゲームってほんとにすごいんですよ! どんどん技術が上がってて、有名な俳優も出演したりしてて!!)

……話を戻します。
シーズン1はウィルの失踪事件がメインストーリーの「起」なのですが、そこには裏側の世界の描写もあります。
少年たちはそれに立ち向かうことになるのですが、これがどこかしら『IT』の様にも見えますね。

子どもたちが未知なるものに立ち向かっていく。
そこにある恐怖心や勇気、敵を打ち倒すワクワクする様な作戦や仲間とのやりとりも、見ていてとても面白かったです!


下に『IT』の予告編と、『BEYOND:Two Souls』の実況動画リンクを貼っておきます。
(この実況者さんは安心して観れる方たちです。大人です)
興味がある方は是非そちらもご覧くださいね!

②80年代アメリカ

これも私が好きな世界観で、好みドンピシャでした……!

80年代のアメリカといえば……スプレーで作り上げられたボリューミーな髪型、大ヒット映画や音楽の数々、ゲームセンター……活気と変化に彩られた時代だと私は思っています。

作中にも『バックトゥザ・フューチャー』『ゴーストバスターズ』『スターウォーズ』などの当時の大ヒット作品が登場します。
ドラマのシーンや表現方法以外でも、こうしてその映画そのものとして登場するのが楽しいですね。

満席の映画館やその映画の話題で持ちきりなマイクたちを見ると、「いいなあ! 私もその時代で観てみたかった……!」と思いました。
その時代を生きていた人には、逆に懐かしく感じるのかもしれません。

他にも今より根深かった人種差別・男尊女卑の問題や(今でも十分深いですが……)、アメリカ作品あるあるロシア(ソ連)陰謀説も登場します。

でもそれを含めての80年代アメリカです。

(そういえば関係ないですが、シーズン4でルーカスが来ていた漢字タンクトップがすごく気になりました)

このドラマはシーズンを重ねるにつれ、カリフォルニアからの転校生や別の能力者も登場し、真実がさらに紐解かれていきます。
そして裏側の世界の化け物もまだ消えてはいない様子……!?

オカルト好き、グーニーズやE.T.が好き、80年代アメリカが好き…
そんな方は是非ネトフリに入ってストレンジャーシングスを見ましょう……!

(ら)

映画チア部京都支部

関西のミニシアターの魅力を伝えるべく結成された、学生による学生のための宣伝隊〈映画チア部〉の京都支部です。2018年5月発足

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